【離婚したら幸せになれると思ってるんだろうな】と勘違いしているあなたへ
個人的に見逃せない記事があがってたので、意見表明を。
離婚するのは幸せになるためじゃない!これ以上、不幸を続けないためなんだ!と言う実例で。
【 離婚したら、幸せになれると思っているあなたへ - ぼくら社Blog 】
※以下はわたしの個人的な狭い範囲での体験からの意見となります。
パンピーの意見なんぞ要らんと言う方は、そっ閉じをお勧めします。
今回はどうしても書いておきたいのですが、私は決して「離婚否定派」ではありません。
寧ろ、夫婦仲が悪いまま何年も仮面夫婦で過ごすのが、人として本当に正しい在り方ですか?と問いたい派です。
無論、今の日本の現状はシングルマザー・シングルファザーには厳しいです。
ことにシングルマザーの経済的貧窮は、国を挙げて例え年寄りの年金を半分にしてでも、救わねばならない事態だと考えています。
参考:http://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2012/05/010-016.pdf
『所得階級別でみると、シングルマザーの約四割は、年収が100~200万円未満の所得層に属している。その付近の中低収入層(100万円未満または200~300万円未満)と合わせると、シングルマザーの八割以上が年収300万円未満である』
だからと言って、離婚は止めとけと言う気は全くありません。
生きるか死ぬかって問題を抱えてる時に、赤の他人(いや、仮に自分の親兄弟でも)から『「本当に大変ですよ。何とか修復の道はありませんか?」』なんて言われたら、恐らく相手をぶん殴って絶交してたでしょうね。
とは言え、それなりの覚悟(特に子供がいる場合には)が必要です。
本当はもっと離婚に対して、緩やかな日本になって欲しいのですけどね。
少子化が問題だと思うなら、もっとシングルマザー・ファザーに優しくして上げて下さい。特に国の制度的に。
まあ、そんなわたしですが、離婚するぞー!と思ってる人に(恐らくは届かないだろうけど)わたしなりの意見表明をしておきましょう。
①実の兄弟・姉妹(もしくは親戚)を味方につけよう。
そして自分の親を攻略だ。
親にとって子供は何時までも子供です。(当り前ですが)ですから、離婚とかなると大抵の親は反対します。
ですが、子供の世話をするのに親を味方につけておくほど、心強いものはありません。(自分が病気したときとか特に)
なので、親を直接説得するのではなく、兄弟・姉妹もしくは親戚を味方につけて、そこから親を攻略しましょう。
わたしの場合は、姉と妹の2人ともが味方になってくれました。
とは言え、簡単に説得できるはずはないのですが、まあ、孫は可愛いようで孫の世話はちゃんとしてくれました。
◆あくまで子供(孫)の世話を手伝ってもらうと言うスタンスを(&親への感謝を)忘れない事。
②病気になれない(体調管理は万全に)
稼ぐのも、育てるのも一人。
だからこそ、困った時に親・兄弟・姉妹(親戚)に泣き付けるようにしておきましょう。
但し、本当に困ったときだけにしとかないと、『またかよ・・・』と思われたら最後です。
③自己嫌悪の嵐(だが、気にスンナ)
世間の幸せそうな家族を見ると、心が痛みます。が、それも自分が選んだ道。気にしても仕方ありません。
仮に、結婚生活を続けていたとしても、あんな風にはなりません。
後、TVは見なくなりましたwww
(TVを見ないのはお勧めしときます。多少なりとも気が楽になります)
④経済不安(使えるものは生活保護でも使え)
養育費を貰えないと言う話は良く聞きます。これはもう、離婚のときにきっちり証文を作ってもらいましょう。
最悪、裁判になってでも勝ち取る覚悟が大事。
後、使える制度は全て使いましょう。生活保護に頼るのも手です。
⑤婚活が困難(と言うか、再婚する根性がある人を尊敬します)
1度失敗すると、2度と結婚とか無理ゲーと思ってしまいます。なので3度も4度も再婚してる人はある意味尊敬します。とてもわたしにはそんな根性はない。
まあ、離婚した時点で、子供と一緒に生きていくって覚悟を決めて下さい。わたしもそうでした。
⑥会えない人が増える(これはまあ、人によるのでしょうけど)
相手方と親しかった人とは会えませんね。精神的に壁が高いし、偶然、顔を合わせても何となく気まずくなります。まあ、それもまた人生だくらいに思えば、気は楽です。
⑦子供に気を使われる(良いじゃん、子供と仲良い証拠だよ)
子供が小さい時には、両親の離婚なんて事実は恐らく理解できません。
ですが、何度でも離婚した事実と自分が子供を好きである事実を伝えて下さい。
成長すれば、そんなこともあるんだなあと分かってくれるようになります。
注意点としては、相手側の悪口は言わない事でしょうか。子供にとっては、離婚しても親なのですから。(難しいですけどね)
さて、最後にもう一言だけ、
あなたの目の前にいる相手は、自分のプライドを捨ててまで話をしたいと思えますか?
もしそう思うなら、話し合ってみて下さい。
そうでない(プライドを捨てて話すなど、人生の時間の無駄遣いだと思える)なら、話をする必要なんぞありません。縁がなかったと思って、きっぱり忘れましょう。
人生は、「もしもあの時、」の繰り返し。
今なら間に合うという事もいっぱいありますが、取り返しのつかない事もいっぱいあります。
我が人生の様々な選択に悔いは無いけれど、人さまに声高らかに説教するほどのこともないし、同情してもらう事もまたないと言うのが、今の心境ですね。